PRACTICAL GUIDE / アクセシビリティ
ブラウザゲームを遊びやすくするアクセシビリティの基本
ブラウザゲームの遊びやすさを、入力・見え方・音・時間の観点から確認する方法。自分に合う設定と、困る場面を伝える記録例を紹介します。
まずは30秒で
この記事の要点
遊びやすさは、開始できるかだけでなく、説明を読み、操作し、結果を理解し、戻れるかまで確かめます。自分が必要とする機能を先に整理し、ブラウザの調整とゲーム側の設定を分けて試しましょう。
1. 自分に必要な条件を選ぶ
- 入力
- キーボード、タッチ、マウスなど、使う方法で開始・設定・終了まで操作できるか。
- 見え方
- 文字の大きさ、色以外の手がかり、選択位置が分かるか。
- 音
- 重要な情報を音だけで伝えていないか、字幕や画面の表示があるか。
- 時間・動き
- 説明を読む時間、一時停止、演出を調整する方法があるか。
必要な機能は人や場面で異なります。すべてを同じ設定にするのではなく、自分が困る場面から確認します。タイトル画面を開けたことだけで、ゲーム全体を問題なく使えるとは判断しません。
2. 短い確認コースを作る
- 作品ページの説明と対応する操作を読む。
- 使う入力方法で開始と設定へ進む。
- 説明、プレイ、結果、再挑戦を短く確認する。
- 困った箇所と使えた設定を分けて記録する。
架空の確認例
使いたい方法:キーボード。
できたこと:開始と移動。
困ったこと:設定を開いた後、戻る項目へ移動できない。
希望:同じ入力方法で設定を閉じたい。
ブラウザの文字拡大で説明は読みやすくなっても、ゲーム画面の文字まで変わるとは限りません。ゲーム内の設定が必要な箇所と、端末側で調整できる箇所を分けます。
3. 診断情報より、困る動作を具体的に伝える
問い合わせには、端末、ブラウザ、使う入力方法や支援技術、進めなくなる操作を書きます。必要がなければ、病名などの個人的な事情を説明する必要はありません。
一人の確認結果から、すべての利用者や支援技術への対応を断定しないようにします。この記事も確認の入口であり、MoriHara Digital全作品の適合性を証明するものではありません。
参考:W3C WAIの利用ツールと方法(2026年10月19日確認)。詳しい記録は不具合報告の書き方を使えます。