PRACTICAL GUIDE / ゲームサウンド
ゲームに音を付ける前に決めること|BGMと効果音の役割
ゲームへ音を付ける前に、BGM・効果音・操作音の役割と必要な場面を決める方法。音一覧の例と、音量・連続再生・消音時の確認を紹介します。
まずは30秒で
この記事の要点
最初は曲をたくさん集めるより、何を知らせるための音かを決めます。操作の反応、成功・失敗、場面の雰囲気を分け、音を消しても重要な状態が分かる画面にしましょう。
1. 音が必要な場面を書き出す
- 操作音
- ボタンを選ぶ、決定するなど、入力への反応を伝える。
- 効果音
- 獲得、衝突、成功など、ゲーム内の出来事を知らせる。
- BGM
- 場面の雰囲気や進行のまとまりを作る。
同じ出来事を画面でも確認できるかを考えます。音だけで危険や失敗を伝えると、消音で遊ぶ人には必要な情報が届かない場合があります。
まず最初の1プレイで必要な音を選び、用途、鳴る条件、止まる条件、優先度をメモします。素材は使用条件とクレジットを確認してから使います。
2. 小さな音一覧から試す
架空の葉集めゲームの例
開始:短い決定音を1回。
葉を獲得:軽い音。連続で取る場面でうるさくならないか確認。
衝突:獲得音と区別できる音。画面にも衝突を表示。
終了:BGMを止め、結果の音を1回。
仮の音で操作とつなぎ、鳴るタイミングを確かめてから細部を整えます。連続取得や再挑戦で音が重なりすぎないか、場面を戻ったときに前の曲が残らないかを見ます。
BGM、効果音、声があるなら、何を聞き取ってほしいかを決めます。全部を大きくするより、重要な音が埋もれない組み合わせを試します。
3. 音量・中断・消音を確かめる
- 開始直後に予想外の大音量が出ないか。
- 音量設定と消音が実際の再生に反映されるか。
- 一時停止、画面移動、再挑戦で音が残らないか。
- 短い音を連続再生しても不快にならないか。
- 音を消しても重要な出来事が理解できるか。
確認は小さな音量から始め、端末のスピーカーとヘッドホンで違いも見ます。すべての機器で同じ聞こえ方を保証するのではなく、確認した環境を残します。
プレイテストで、音が何を意味すると感じたかを聞くこともできます。